おいしい飲食店の食事をいつでも気軽に家で食べたい、と思った時に利用できるのが、デリバリーサービスです。店舗独自のデリバリーサービスがあれば利用できますが、デリバリーサービスのない飲食店も多いでしょう。そんな飲食店と顧客を繋ぐのが、フードデリバリーサービスです。フードデリバリーサービスの需要は増えており、さまざまなサービスが登場しています。中でも国内発のchompyについて、紹介します。
chompyとは
chompyとは、2020年1月15日にプレリリースされた新たなフードデリバリーサービスです。
旧来のデリバリーサービスとchompyの違い
日本には古くから出前の文化がありますが、これはお店に電話などで連絡し、お店が自前で料理を運ぶものです。
そのため、自分たちで料理を運べない飲食店は出前のサービス自体がないというのが一般的でした。しかしフードデリバリーサービスの台頭により、自分たちで配達を行えない飲食店でも出前サービスが可能になりました。
これは顧客側にとっては食べたいお店のご飯をお店に行かずに手軽に食べられるというメリットに加え、飲食店側にとってはデリバリーによる売上げがもたらされるという、双方にとってメリットのあるものです。また電話で注文する以外にもネットで注文できるなど、利便性に優れているのも魅力です。
国内版Uber Eats
こうしたフードデリバリーサービスは主に海外で展開されており、海外では大きく市場が伸びています。日本にも「Uber Eats」をはじめ、さまざまなデリバリーサービスが参入しています。
共働きや単身世帯が増え、ライフスタイルも多様化している日本において、今後ますますフードデリバリーサービスの需要は増すでしょう。そんな中、日本発のフードデリバリーサービスとして注目されているのが、chompyです。
Uber Eatsの強みは、AIを活用した配達員と顧客、飲食店とのマッチングシステムですが、このマッチングシステムを国内で初めて取り入れたサービスが、chompyなのです。
チェーン店ではなく個人店のこだわりの食事を届ける
chompyはチェーン店ではなく個人店のこだわりの食事を届けるサービスとして、”温もりを感じるフードデリバリー”というコンセプトのもと展開しています。
2020年5月の時点では、オープンβ期間中のため渋谷区を中心とした対応エリアでサービスを提供しています。具体的には、渋谷駅を中心に半径3キロ圏内が対応エリアです。
目黒駅や六本木ヒルズ、新宿駅や代々木公園も対象になります。対象エリアは今後拡大していく予定です。
chompyの料金
フードデリバリーで配達される料理は、料理の質はお店で提供されるものと変わらないまま、勤務先や自宅など好きな場所で食べられるのが魅力です。しかし、その料金はお店で食べるよりもわずかに割高になっていることがほとんどでしょう。
それはデリバリーサービス業者への手数料などが反映されているからです。しかし、お店によっては店内と同じ価格にしているケースも少なくありません。
食事を配達してもらうことで、割高になるかもしれませんが、お店に出向き、食事ができあがるまで待つ必要がないため、時間の短縮にも繋がります。食事に要する手間や時間を考えると、たとえデリバリーの方が割高であっても利用に値するでしょう。
フードデリバリーサービスではデリバリーする食事の料金に加え、配達料金も発生します。chompyを利用する上で、どれくらいの料金がかかるのでしょうか。
配達料金
chompyの配達料金は、一律で300円です。Uber Eatsと比較してみると、Uber Eatsは時間によって配達料金が異なります。
飲食店はランチタイムなどの混み合う時間、いわゆるピーク時があります。そのため、ピーク時にはピーク料金が適用され、配達料金も通常より高くなるのです。
chompyは配達料金が一律のため、配達料金を気にせずいつでも気軽に利用できるでしょう。
chompyを利用しているユーザー・加盟店・レストラン
chompyは2020年2月から始まった比較的新しいサービスのため、どれくらいのユーザーや加盟店、レストランがあるか心配になるでしょう。
ユーザーの人数
chompyは専用のアプリをダウンロードすることで利用できるサービスです。ダウンロード数は1,000を超えており、1,000人以上の利用者がいると考えられます。
2020年5月時点では対象エリアが限られているため、利用できるユーザーも限定されていると考えられます。そのため、今後対象エリアが広がると同時にユーザーも増えることが期待できるでしょう。
レストラン数
およそ150店の飲食店が加盟
渋谷駅周辺の個人店を中心に、およそ150店の飲食店が加盟しています。創作スパイスカレーとして人気を集めている「6curry 渋谷店」や、化学調味料を使用しない、体に優しい中華が魅力の「アカーム シノワ」など、さまざまなジャンルの飲食店が選択できるのが魅力です。
chompyは個人店に特化した「おいしいお店」が特徴のため、チェーン店にはない個人店ならではのこだわりの味が楽しめるでしょう。
chompyの特徴
フードデリバリーサービスは、chompyに限らずさまざまなサービスが展開されています。chompyならではの特徴を紹介しましょう。
こだわりのお店の情報が充実している
chompyの特徴は、加盟している飲食店が、チェーン店ではなく個人店が中心であることでしょう。そのため、chompyでないとデリバリーで食べられないという店舗も数多く存在します。
こうした唯一無二性がchompyの魅力です。厳選されたお店は味はもちろん、扱う食材や調理法などにこだわりを持っています。そうした特別な料理をデリバリーで気軽に楽しめるのは大きなポイントです。さらに、店舗の情報も数多く掲載されています。
2020年5月時点でおよそ150店舗が加盟していますが、いずれもこだわりを持った個人店です。個人店だからこそ、お店を選ぶにあたって「どういったお店なのか」「何にこだわっているのか」といった情報は重要でしょう。
店主やスタッフの写真を掲載、魅力をアピール
chompyでは店主やスタッフの写真が掲載されており、こだわりポイントなどのお店自体の魅力を紹介しています。お店の人の顔が見えないデリバリーだからこそ、店舗で働く人の顔写真やコメントを載せお店自体の魅力をアピールすることによって、よりお店を身近に感じ、その温もりを感じられるでしょう。
こうした特徴が、chompyのコンセプトである”温もりを感じるフードデリバリー”を裏付けています。店舗情報が充実しているため、お店選びだけでも楽しめるでしょう。
グループ注文機能でお得に注文
chompyでは、複数人のグループでまとめて注文することで配達料金がグループメンバー間で自動的に割り勘になる機能があります。1人ひとりオーダーするとそれぞれに配達料金がかかりますが、グループで注文することで配達料金がお得になるのです。
2人以上の注文で配達料金が無料
この機能がさらにアップデートされ、2人以上の注文で配達料金が無料になるなど、グループで注文することでさらにお得に利用できるようになりました。一定額以上購入すると配送料が無料になるというサービスは、通販では一般的でしょう。
こうしたサービスをフードデリバリーにおいても適用したのがchompyの特徴です。さらに注文はアプリの画面上で行えるため、誰かが注文を引き受けて依頼しなければならないという手間も発生しません。
chompyは、個人としての利用はもちろん、グループで食事を楽しむ上でもメリットの大きいサービスと言えるでしょう。
chompyの口コミ・評判
chompyはそれまでのフードデリバリーで主流であったチェーン店とは一線を画すサービスです。比較的新しいサービスであることから、口コミや評判も「渋谷でしか使えないのが残念」「利用できるエリアが広がって欲しい」といった要望が多数寄せられているのが目立ちます。
Slackコミュニティで要望が伝わりやすい
それだけchompyに加盟している店舗が魅力的であるという証拠でもあるでしょう。「Slackコミュニティで要望が伝わりやすいのは良いと思う」といった口コミもあり、ユーザーの意見を機能に反映している点も評価されています。
「個人店のデリバリーならchompyを選ぶ」「こだわりのお店の味を並ばずに食べられるのは魅力」「配達も時間通りだった」という口コミも多く、chompyならではの加盟店の魅力とともにデリバリーに関しても問題なく利用できることが分かるでしょう。
chompyの運営会社
chompyの運営会社は、「SYN」というホールディングスの企業です。もともとchompyはDeNAの社内での新規事業として立ち上げたものでした。
現在はDeNAから独立していますが、DeNAの関連投資機関など、海外の有名投資ファンドからも出資されている上、経営に関しても大企業のノウハウが生かされ基盤は整っているので安心して利用できるでしょう。
chompyは新たなフードデリバリーサービスのプラットフォーム
日本初のフードデリバリーサービスとして注目されているchompyはこだわりと可能性が詰まったサービスであり、家や職場で気軽にこだわりの食事を楽しめるサービスとして、今後の展開が期待できます。
「チェーン店では食べられない特別な味を楽しみたい」「食事を安全安心に配達してもらいたい」という人は一度利用してみてはいかがでしょうか。